【吸血鬼映画】『ヴァンパイア黙示録』の解説&感想♪デンマーク産の壮大なようなそうでもないような吸血鬼リコの物語

こんにちは、ヒッチです。

今回は1998年の映画『ヴァンパイア黙示録』についてザックリ書いていこうと思います。

今回もなるべくネタバレなしの予定です。

ヴァンパイア黙示録 Nattens engel

監督/脚本:シャーキー・ゴンザレス
脚本:ラーズ・C・デタレフセン

出演:レベッカ/マリア・カールセン
   シャルロット/メッテ・ルイス・ホランド
   マッド/トーマス・ヴィラム・ヤンセン
   リカード/クリスチャン・グロンヴァル
   ティム/デニス・ディーン
   アレックス/ユーリッチ・トームセン
   マリー/カリン・ロルベック
   エシア/ヘクター・ベガ・マウリシオ
   リコ/エリック・ホルミー

1998年/デンマーク/87分

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あらすじ

祖母の遺産相続をしたレベッカは、恋人や友人たちとともにエンジェル・ランドの屋敷にやってくる。そこでレベッカは祖父の残した「一族の秘密の地下に」という言葉を確かめるために地下室へと行く。なにかに取りつかれたようなレベッカはそこで1冊の本を発見し紐解いた・・・。するとそこには19世紀、吸血鬼狩りに参加した彼女の曾祖父であり聖職者リコがヴァンパイア胎児の際に噛まれた結果血を求めて彷徨うヴァンパイアになったと記されてあった。その百年後、リコは命を延長する儀式に失敗しコウモリの骨と化してしまった。レベッカは自分に血を誤ってそれにかけてしまい、吸血鬼リコを現代に蘇らせてしまう。そして時空を超えたヴァンパイアと人間との壮絶な戦いが始まった・・・。

Amazonより引用

概要

1998年のデンマーク映画。

なんでもデンマークでは1932年の『吸血鬼』以来の吸血鬼映画(監督のカール・テオドア・ドライヤーさんがデンマーク人)だそうで、地元デンマークではヒットしたのかと思いきや、それほどではなかったみたいっつ。残念っっ。

そもそもは監督のシャーキー・ゴンザレスさんが1995年に短編として製作開始したものの資金の底をつき1年間とん挫(笑)。その後ゴンザレス監督が製作/監督/脚本など多彩な映画人ピーター・オールベック・イェンセンさんにこの作品の話をしたところ、

「ええやんええやん♪長編にしちゃいん♪」

的なノリかどうかは知りませんが、そんな訳で長編として仕切り直し有名俳優も起用したかなりちゃんとした映画として製作できたみたいですね♪

ただピーター・オールベック・イェンセンさんの名前がクレジットのどこにも見つからないのはなんでだろう……?

お話的には主人公レベッカが友人2人と亡くなった祖母が残した吸血鬼に関する本を読み始め……

  1. リカードが吸血鬼を退治しに行く話
  2. 吸血鬼リコに挑むティムとその仲間たちの話
  3. リコに妊娠させられたマリーの話

とつづき、ラストに本を読んでいたレベッカたちに……という内容。

お話がとりあえず繋がってはいますが、短編3本+1的な作りになっていまして、推定70万ドルという製作費がかけられているそうなので、それなりに凝ってます♪つまり血しぶき多めです♪♪

また、序盤登場の吸血鬼が完全にクリーチャーとなっておりまして、これはなかなかな見もの(笑)♪

ただ、ホラーとしては弱く、どちらかというとアクション映画のテイストかな~……と♪

また、今作には現在大スターのマッツ・ミケルセンさんがロニー役で出演されていますが、1998年当時に流行っていた細いサングラスに口まわりにヒゲを生やしてほぼ元プロレスラーの蝶野さん状態ですので、初見で気づく人は少ないかと思います(笑)♪

原題の『Nattens engel』は直訳すると『夜の天使』だそうです♪そしてドイツなどでは『Angel of the Night』というタイトルで上映されたみたいで、そちらのドイツ版DVDが↓。こっちのジャケットの方がかっこええやんかあ~~~!

評価

IMDb4.1/10
Rotten Tomatoesトマトメーター(批評家の評価)…未評価
視聴者スコア…未評価
映画データベース-allcinema7.5/10
Filmarks2.6/5
Amazon3.6/5

賞歴

地元デンマークでも興行収益は振るわなかったとのコトですが、デンマークの映画賞ではしっかり評価され、海外の映画祭でもちょっとだけ賞レースに絡んだようなので、ここでザックリ紹介♪

  • 1999年デンマーク映画賞(ロバート賞)
    ベストメイクアップ賞受賞……ジャンヌ・ミュラー
    最優秀特殊効果賞受賞……ハンス=ペーター・ルドヴィグセン
    最優秀オリジナル作曲賞受賞……ソーレン・ヒルガード
  • 2000年ファンタフェスティバル
    ヨーロッパファンタジー映画賞銀賞受賞……シャーキー・ゴンザレス
  • 2001年ポルト国際映画祭(ファンタスポルト)
    ヨーロッパ・ファンタジー映画大賞(金賞)ノミネート……シャーキー・ゴンザレス

個人的な感想

DVDの画質の関係かもなんですが、ちょっと古臭い映画に見えて、これがいい雰囲気を助長してまして、個人的にはすんなりと映画に入り込めました♪

その後の展開で(これはコメディなのかな?)とも思ったんですけど、そうでもない感じだったり、祖母の残した本というのが、めっちゃ古めかしいのに、そこで語られてるのは数年前のディスコでの乱闘とか(笑)、なんかよく分かんない作品でしたねえ~(笑)♪

つーか、あんな仰々しい本を出して来たんだから、もっと中世ヨーロッパ時代の吸血鬼のお話をやってほしかったです~~~~っっ。

ただ3つの本の中のお話はどれもそれなりにまとまっていて楽しく鑑賞できたし、全体的にはそれなりにまとまっている……というか無理矢理まとめたというか(笑)、観終わった時にはまあまあ楽しめた感はありました♪

ただ、今作のリコという吸血鬼の設定がちょっと独特で、ラストの展開も実はよく分かってないです(笑)。しかも壮大なようなそうでもないような感じもちょっと好き♪♪

でも、まあいっか♪ぐらいの感じで受け流すコトができましたから、まあ好きな方の作品かなあ~♪♪

2番目のティムのお話が一番低予算あるあるなお話だったような気がしますけど、3番目の吸血鬼の子供を妊娠しちゃうお話は、あれ1本で映画ができそうな内容で個人的には好き♪

どうやら2026年現在ではTSUTAYA DISCASの宅配レンタルくらいしか鑑賞する手段がなさそうですけど、少し変わり種の吸血鬼映画を観たい方にはおススメしてもよいかも♪

と、いう訳で今回は『ヴァンパイア黙示録』についてザックリ書いてみました。

んじゃまた〜♪♪

※参考文献
ウィキペディア……Nattens engel
IMDb……Nattens engel
映画データベース-allcinema……ヴァンパイア黙示録
Rotten Tomatoes……Angel of the Night
Filmarks……ヴァンパイア黙示録
CRSEREN……Nattens engel

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