
こんにちは、ヒッチです。
今回は2025年の映画『フランケンシュタイン』についてザックリ書いていこうと思います。
今回は少しネタバレありの予定です。
フランケンシュタイン Frankenstein
※↑は予告編。Netflixの本編はこちら♪♪
監督/脚本:ギレルモ・デル・トロ
原作:メアリー・シェリー 『フランケンシュタイン』
出演:ヴィクター・フランケンシュタイン/オスカー・アイザック
怪物/ジェイコブ・エロルディ
エリザベス・ハーランダー、クレール・フランケンシュタイン、2役/ミア・ゴス
ハインリヒ・ハーランダー/クリストフ・ヴァルツ
レオポルド・フランケンシュタイン/チャールズ・ダンス
ウィリアム・フランケンシュタイン/フェリックス・カメラー
盲目の男/デヴィッド・ブラッドリー
アンデルセン船長/ラース・ミケルセン
2025年/アメリカ/150分
あらすじ

天才だが傲慢な科学者ヴィクター・フランケンシュタインが禁断の実験によって生み出したのは怪物だった。やがて、ヴィクターと悲劇を背負った怪物は破滅への道をたどることに…。
Filmarksより引用
概要

2025年のNetflix配信映画……ですが、今作はちゃんと期間限定ながら劇場でもしっかり上映され、その時から話題になっていましたね♪
監督は古くは『ミミック』、『ヘルボーイ』シリーズや『パシフィック・リム』『シェイプ・オブ・ウォーター』ではアカデミー賞も獲っちゃったギレルモ・デル・トロさん。
ちなみにこの方吸血鬼映画で『クロノス』『ブレイド2』も撮っていて、ホントにこの手の作品が大好きなのがうかがえますね~♪♪
なんでも2007年には今作のプロジェクトの話が出ていたそうで、2008年9月にはユニバーサルと製作の契約を結んだそうな♪
その後、怪物役に『ヘルボーイ』シリーズでエイブ役をされていたダグ・ジョーンズさんが決定して製作の準備をされていたそうですがユニバーサルの古典ホラー作品のコラボシリーズ、ダーク・ユニバースが絡んだ事でとん挫、ダグ・ジョーンズさんの怪物の話はなくなっちゃったそうですっっ。

その後も製作をあきらめなかったデル・トロ監督、2023年に複数年契約を結んでいたNetflixで今作の製作が決定、これでもかとお金と時間を投入して今作を完成まで持っていったそうです♪♪ちょっと執念を感じますね♪♪
Netflixでの製作発表当時、怪物役は『アメイジング・スパイダーマン』のアンドリュー・ガーフィールドさんに決定していたそうですが、2023年7月から11月まで行われた俳優組合、全米テレビ・ラジオ芸術家連盟によるストライキからのスケジュールの関係で降板、変わって怪物役にジェイコブ・エロルディさんが起用されたそうです♪
こうして2024年の3月から9月までトロントで主な撮影は行われ、その後チョイチョイ追加撮影が行われ、2025年8月30日、ヴェネチア国際映画祭でワールドプレミア上映、その後もいくつかの映画祭で上映された後、同年10月17日に期間限定上映を経て、11月7日からNetflixで配信スタートとなったそうです♪
ちなみにNetflixでは本編と別に今作のメイキングも配信されていますので、製作の様子とかすんごいのが観れます♪これだけでも面白い♪♪
もう1つちなみに製作費は1億2000万ドルらしいですよ~っっ!!スゴっっ!!
原作メアリー・シェリー著『フランケンシュタイン』

こんな感じでいろんな出版社から販売されている原作の『フランケンシュタイン』。最初の発表が1818年という恐ろしく古い作品ですので、著作権は現在消えており、電子書籍となるとさらにいろんな方が翻訳して販売しています♪読み比べると案外面白いかも♪
若き科学者ヴィクター・フランケンシュタインは、生命の起源に迫る研究に打ち込んでいた。ある時、ついに彼は生命の創造という神をも恐れぬ行いに手を染める。だが、創り上げた“怪物”はあまりに恐ろしい容貌をしていた。故郷へ逃亡した彼は、醜さゆえの孤独にあえぎ、彼を憎んだ“怪物”に追い詰められることになろうとは知る由もなかった――。
※Amazonの新潮文庫版『フランケンシュタイン』の作品ページより引用
とりあえず抑えておくべき点は、
フランケンシュタインは人の名前で怪物には名前がない!
という事ですかね~(笑)♪
この小説が発表されたあと、舞台で評判となり1910年に初めて映画化され、その後も形を変えて何度も映像化されています♪
もう少し詳しい解説や、この小説の出来た経緯を書いたページは別に用意していますので、よかったらこちらも読んでみてくださいませ♪
見どころ:原作どおりではありません!

そんな2025年の今作、決して原作どおりではなく、デル・トロ監督の原作にたいするリスペクトと同時に独自の解釈を踏まえた脚本になっています。
そして原作がまさにそうなんですが、決してホラーという枠組みに収まる作品ではなく、今作もしっかり文学作品としてのレベルになっている点は声を大に言いたいですね~。
まだ発表されて日が経っていないので原作との違いなどは書きませんが(つーか詳しいトコ忘れちゃったから書けませんっっ)、人間関係はかなりスマートに簡略化されている印象を受けます。
そして原作では詳しく描かなかった(と記憶してる)怪物の製作過程が今作では描かれており、その過程はかなり面白く観れます♪
また当然ながら映画ですので、大迫力な演出もされており、ここも見どころかと♪
ただ、かなりグロいのでその手のモノが苦手な方にはシンドいシーンも多いかと思われますね。
賞歴

各映画祭で上映された今作、けっこうな数の受賞とノミネートがございまして、IMDb調べですと92受賞284ノミネートというとんでもな数字が書かれてますね。ここではザックリとご紹介♪
- 2025年ヴェネチア国際
金獅子賞ノミネート……ギレルモ・デル・トロ
グラフェッタ・ドーロ賞(最優秀作品賞)受賞……『フランケンシュタイン』 - 2026年英国アカデミー賞
最優秀助演男優賞ノミネート……ジェイコブ・エロルディ
最優秀撮影賞ノミネート……ダン・ローストセン
最優秀衣装デザイン賞受賞……ケイト・ホーリー
メイクアップ&ヘア賞受賞……ジョーダン・サミュエル、クリオナ・ヒューレイ、マイク・ヒル、メーガン・メニー
最優秀プロダクションデザイン賞受賞……タマラ・デヴェレル、シェーン・ヴィア
作曲賞ノミネート……アレクサンドル・デスプラ - 2026年サターン賞
ホラー映画賞受賞……『フランケンシュタイン』
最優秀映画監督賞ノミネート……ギレルモ・デル・トロ
最優秀作品賞ノミネート……ギレルモ・デル・トロ
最優秀男優賞ノミネート……オスカー・アイザック
最優秀助演男優賞受賞……ジェイコブ・エロルディ
最優秀助演女優賞ノミネート……ミア・ゴス
最優秀映画編集賞ノミネート……エヴァン・シフ
最優秀衣装デザイン賞受賞……ケイト・ホーリー
最優秀メイクアップ賞受賞……マイク・ヒル、メーガン・メニー
最優秀映画音楽賞ノミネート……アレクサンドル・デスプラ
最優秀映画美術賞ノミネート……タマラ・デヴェレル、シェーン・ヴィア - 2026年ヒューゴー賞
最優秀長編演劇作品賞ノミネート……『フランケンシュタイン』 - 2026年アカデミー賞
作品賞ノミネート……『フランケンシュタイン』
助演男優賞ノミネート……ジェイコブ・エロルディ
脚色賞ノミネート……ギレルモ・デル・トロ
美術賞受賞……タマラ・デヴェレル、シェーン・ヴィア
撮影賞ノミネート……ダン・ローストセン
衣装デザイン賞受賞……ケイト・ホーリー
音響賞ノミネート……グレッグ・チャップマン、ネイサン・ロビタイユ、ネルソン・フェレイラ、クリスティン・クック、ブラッド・ゾーン
メイクアップ&ヘアスタイリング賞受賞……マイク・ヒル、ジョーダン・サミュエル、クリオナ・ヒューレイ
作曲賞ノミネート……アレクサンドル・デスプラ
こんな感じ♪衣装デザインや美術賞などは他の映画祭でもけっこう受賞してました♪また、“怪物”役のジェイコブ・エロルディさんのノミネートや受賞もけっこうありましたね~♪
まだファンゴリア・チェーンソー賞など、発表がこれからの賞もあったりするので、これからまた受賞歴が増えるのは間違いないかと思います♪スゴ!!
評価

| IMDb | 7.4/10 |
| Rotten Tomatoes | トマトメーター(批評家の評価)…85% 視聴者スコア…94% |
| 映画データベース-allcinema | 7.3/10 |
| Filmarks | 3.8/5 |
個人的な感想

劇場では観れず、今回Netflixに期間限定ですけど入ったおかげでようやく鑑賞♪
予備知識はあまり入れずだったんですけど、誰かが「けっこう原作もこんな感じだった」と言っていた気がしたので、それをどうしても踏まえてしまいましたっっ。
だいぶ違わない(笑)?こんなだった?
なんかその言葉が残ってなかったら、もう少し純粋に観れてた気がする~~~~っっ!!
どうしてもうろ覚えの原作が頭につきまとってしまい、イマイチ序盤はのめり込めませんでしたっっ。
そして(なんでこんな前置きが長いのさ!)と思いつつ、そこはやっぱりギレルモ・デル・トロ監督ですので、しっかり意味を持たせていましたね~♪♪
でもやっぱり序盤は少し退屈に思ってしまったというのがホンネですかねえっっ。
なんか毎回ギレルモ・デル・トロ監督の作品ってそうなんですけど、面白いハズなのに、私はイマイチ乗れないんですっっ。それが何故かはいまだに分かっていませんっっ。センスとしか言えないですねえっっ。
そんな私でも、話が動き始めるととても面白く、話が進むにつれてのめり込む事も出来ました♪♪
そしてラストまで楽しくは鑑賞できましたし、この作品のテーマが「それ」だった事にもチョイと驚きました。でも、まあよく考えてみればそうか!と思わないでもないですっっ。
でも正直な事を書くと、個人的にはシックリこなかったです~~~~っっ。納得も出来てるハズなんですけどねえっっ。
作品としてのクオリティはやはりズバ抜けて高いですし、同じ古典ホラーの映画化作品では名作となっているコッポラ版の『ドラキュラ』と比較しても(そんな事はホントはしちゃイカンのですけどっっ)断然この作品の方が素晴らしいと思います。
原作にいた多くのキャラクターの整理の仕方や、役割の変更なども「なるほど~!」と思わせるモノばかりでしたし、いろんな展開に納得ができるのもやっぱりギレルモ・デル・トロ監督の力量のスゴさを感じてしまいましたっっ。
また同じNetflixで公開されているメイキングを観て、すんごい事やってたのね~などと感心もできました♪♪
個人的にはシックリきていない作品ではありますが、この改変は原作よりも面白いんじゃないかな?と思っています。ちょっと読み直さないと断言もできないですけどね(笑)っっ。
上でも書きましたが、この作品はホラーという枠組みで考えるともったいない文学作品の域に達していると思いますので、ホラーだと敬遠している人こそ観てほしい作品かと思います♪♪もちろんどんな方にもおすすめ出来る名作に間違いはないかと♪♪
あ、ただ難クセをつけるとしたら、怪物がかっこよすぎるし人にしか見えないから、作中の人物たちが「怪物!」と驚いたりビビったりするシーンには、正直違和感を覚えました(笑)。
という訳で今回は『フランケンシュタイン(2025)』についてザックリ書いてみました♪♪
んじゃまた〜♪♪
※参考文献
ウィキペディア……フランケンシュタイン
IMDb……Frankenstein
Rotten Tomatoes……Frankenstein
映画データベース-allcinema……フランケンシュタイン
Filmarks……フランケンシュタイン



