
こんにちは、ヒッチです。
今回は小説『フランケンシュタイン』のザックリな説明や経緯と、その映画化作品をまとめてみました。
そもそも小説『フランケンシュタイン』とは?

若き科学者ヴィクター・フランケンシュタインは、生命の起源に迫る研究に打ち込んでいた。ある時、ついに彼は生命の創造という神をも恐れぬ行いに手を染める。だが、創り上げた“怪物”はあまりに恐ろしい容貌をしていた。故郷へ逃亡した彼は、醜さゆえの孤独にあえぎ、彼を憎んだ“怪物”に追い詰められることになろうとは知る由もなかった――。
Amazon内『フランケンシュタイン (新潮文庫)』より引用
こんなお話です。
まずはいろんな出版社から発売になっているので、ざっと並べますね~♪
フランケンシュタイン (光文社古典新訳文庫) 文庫880円(税込)
フランケンシュタイン (新潮文庫) 文庫880円(税込)
フランケンシュタイン (創元推理文庫) 文庫814円(税込)
新訳 フランケンシュタイン (角川文庫) 文庫1144円
ざっと並べただけでこれだけありますが、Amazonkindleなどの電子書籍になりますと、さらにドッサリ出版されていますので、ご購入の際はゆっくり吟味されると良いかと思います♪
ちなみに↓は『フランケンシュタイン Kindle版 電子書籍0円』
私が過去に読んだのはこれ……なハズ(笑)。
発表当初のタイトルは『Frankenstein: or The Modern Prometheus(フランケンシュタイン、あるいは現代のプロメテウス)』。でも現在では『Frankenstein』みたいですね。
で、この作品のポイントを押さえると……
- 若い科学者(つーかまだ学生)のヴィクター・フランケンシュタインは死体のパーツをつなぎ合わせて「新しい生命」を夢中で作成♪
- しかし「新しい生命」が目を覚ますと、あまりに醜い事に急に気がつき恐怖したヴィクターは慌てて逃げちゃう♪
- 取り残された「怪物」は、隠れ住みながら人間の家族を観察、言葉や感情を学ぶけど、いざ姿を現すと速攻逃げられて社会から拒絶っっ。
- 孤独と絶望から「怪物」はヴィクター復讐をはじめ、彼の行く先々で大切な人々を次々と殺害、でもヴィクターは知り合いのとこに行きまくり被害は増える一方♪
こんな感じ♪

ホントによくある間違いとして、“フランケンシュタイン”という名前が怪物の名前だというヤツですね(笑)。あくまで作った兄ちゃんの名前、しかも苗字です♪
そして原作小説の「怪物」は頭がいい、というもの。後、有名な電気の力で目覚めるといった描写はありませんでした♪これは後で書きますが、後の映画の影響が大きいですね。
近年はこの小説の再映画化やクラシックモンスターの復活が続いている関係で、誤解が少しは解けていくかもですが……きっとなくならないでしょうね~(笑)♪

作者のメアリー・シェリーはこんな人

本名はメアリー・ウルストンクラフト・ゴドウィン・シェリー。
1797年8月30日、ロンドンで政治評論家/小説家のウィリアム・ゴドウィンさんの長女として産まれています。お母さんがメアリーさんを産んだ11日後に亡くなっているそうで、お父さんの再婚相手のメアリー・ジェーン・ゴドウィンさんとは馬が合わなかったらしい。
1814年にお父さんの支持者だったパーシー・ビッシュ・シェリーと出会っていろいろあって結婚したりなんだかんだで『フランケンシュタイン』を執筆♪1818年には出版♪この時19歳♪

作品の誕生した経緯

この小説、誕生秘話が超有名で、メアリーさんとその旦那、二人が滞在していた別荘の主バイロン卿とその主治医ジョン・ポリドリさんの4人がそれぞれ怪談を創作しようというお話になり、メアリーさんが『フランケンシュタイン』、ジョン・ポリドリさんが『吸血鬼』という吸血鬼小説の元祖的存在が誕生。
その集まりは“ディオダティ荘の怪奇談義”と言われて1986年『ゴシック』1988年『幻の城/バイロンとシェリー』など何度も映画化、ドラマ化されています。
ちなみに現在1番観やすい“ディオダティ荘の怪奇談義”をテーマにした作品はこれ↓
小説『フランケンシュタイン』個人的な感想

私が読んだのは10年以上まえなので、ちょっとうろ覚えなんですが、私個人の感想は……
ヴィクター・フランケンシュタインこいつサイテーーーーーー!!
でした(笑)♪♪
勝手に作って、勝手に放棄して、勝手に逃げ惑う……というどうしようもない主人公だったと記憶しております(笑)。違ってたらごめんなさい(笑)♪
とにかく「怪物」がかわいそうっっ。特にこの「怪物」の感情がけっこう細かく書いてあり、「怪物」には感情移入できるかと思います♪♪
これはあくまで私個人の感想なので、あまり気にしないでくださいませ~(笑)♪
なにせ世界中で愛されている作品に間違いありませんからね~♪♪
以上個人的な感想でした~っっ。
舞台化と映画化

こんな小説『フランケンシュタイン』。1818年に出版されると話題になって大ヒット。
1823年7月には『Presumption; or, the Fate of Frankenstein(直訳:僭越、あるいはフランケンシュタインの運命)』のタイトルで舞台化され上演、8月には作者のメアリー・シェリーさんも観劇したそうです。
内容的には……
- ヴィクター・フランケンシュタインが青い肌の口のきけないホブゴブリンという怪物を創造
- ヴィクターにはフレッツという助手がいる
- 友人のクレルヴァルはヴィクターにメッチャ協力的でお金も出しちゃう上にヴィクターの妹のエリザベスが好き♪
- 怪物誕生のシーンは舞台では行わず「生きている!」と声が聞こえるだけの演出らしい♪
- 最後はヴィクターがピストルで怪物を撃って殺すけど、二人とも雪崩にあって死んじゃうらしい
こんな感じ♪
すでにだいぶ原作から離れている気がしますが、この公演は大成功したそうで、すると今度はこの舞台を模した作品が次々誕生しては上演されたみたいですね。もうその頃には怪物のイメージは現在の形に近いと思われます。

そして1927年『Frankenstein: An Adventure in the Macabre(直訳:フランケンシュタイン:死の冒険)』がアメリカでヒット。
内容もかなり変わっていまして、
- 主人公はヴィクターではなくヘンリー
- 怪物は2人の博士の協力をへて自分に似せて作った(ただし言動がかなり子供っぽいらしい)
- 友人の名前がヴィクターで、ヘンリーの婚約者アメリアが好き
- そこに怪物も参戦してるらしい
- 怪物は子供を溺死させるシーンがあり、その後フランケンシュタインは怪物を殺すことを決意
こんな流れらしいです。原作のフランケンシュタインの名前がヴィクターで友人がヴィクターなのに、なぜヘンリー?そしてなぜ友人がヴィクター?など謎が多い作品になっていますが、最初の舞台から100年も経過していろいろな作品が生まれていたと思うと、これだけ変わっていてもおかしくはないですかね♪
そしてこの舞台の戯曲を元に1931年の『フランケンシュタイン』の脚本が書かれたそうです。

映画化作品一覧

舞台化の成功で1931年ユニバーサル映画で製作、上映された『フランケンシュタイン』ですが、これはもう別物と言っていいくらい原作小説からは離れています。しかもこの映画のイメージの方が一般的に浸透、原作はあまり知られない存在に長い間なっていた印象です。
そこに目をつけてかは分かりませんが、原作小説に近い映像化作品というのはその後けっこう発表されたいるそうで、ここでざっと並べてみますね~。
- 『Frankenstein』(1910)最初の映像化作品
- 『Life Without Soul』(1915)失われた作品となっているみたい
- 『フランケンシュタイン』(1931)ユニバーサル映画第1弾
- 『フランケンシュタインの花嫁』(1935)ユニバーサル映画第2弾
- 『フランケンシュタインの逆襲』(1957)ハマーフィルム第1弾
- 『真説フランケンシュタイン』(1973)アメリカのTV映画
- 『Terror of Frankenstein』(1977)スェーデン/アイルランド合作映画
- 『恐怖伝説 怪奇!フランケンシュタイン』(1981)日本の東映動画制作のスペシャルアニメ
- 『Frankenstein』(1984)イギリス/アメリカ合作のTV映画
- 『ブライド』(1985)“原作に基づき”となってるらしいけど……
- 『Frankenstein』(1992)イギリスのTV映画
- 『フランケンシュタイン』(1994)ケネス・ブラナー監督のヒット作
- 『Frankenstein』(2004)アメリカのTV映画
- 『新・フランケンシュタイン』(2011)アメリカのインディペンデント作品
- 『Frankenstein’s Wedding』(2011)イギリスBBC放送のライヴ・ミュージカルドラマで生放送されたみたい
- 『フランケンシュタイン アダム・ザ・モンスター』(2015)原作小説を現代風アレンジ
- 『フランケンシュタイン』(2025)ギレルモ・デル・トロ監督/脚本ネットフリックス独占配信の話題作
- 『ザ・ブライド!』(2026)原作に基づいてるのかな?ホントか?
こんな感じ。小説『フランケンシュタイン』を原作と言いつつ、全然違う作品も多いですね(笑)。
でも原作がついていない怪物だけが登場する作品になりますと、もう把握できないくらい多いので(笑)、たぶんすべてを観るのは不可能かと思っています。
しかし現在でもこれだけ製作されている『フランケンシュタイン』作品を考えると、製作陣は一度は手を出したい題材なんだと改めて思いました。
まとめ

以上、小説『フランケンシュタイン』についてのザックリを終わらせていただきます♪
ここには書きませんでしたが、現在でも舞台で公演されていますし、いろんな媒体で登場しています。
こんな作品は数少ないので、ぜひ読んだことのない方は、どの翻訳でもよいと思いますので、一度は原作小説を読むことをオススメしますね♪
という訳で今回はここまで♪
んじゃまた~♪♪
※参考文献
ウィキペディア……List of films featuring Frankenstein’s monster
ウィキペディア……Presumption; or, the Fate of Frankenstein
romantic circles……Plays of Frankenstein
The FRANKENSTEIN MEME……Frankenstein: An Adventure in the Macabre



